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管理釣り場でトラウトを釣る

管理釣り場でのトラウトフィッシングの知識とテクニック、タックルの話題。管理釣り場入門から出口まで、そんなブログ。

ヒレピンVOL06

   

ヒレピン VOL,06

ヒレピンという雑誌は、入門者向けにも大変良い編集がされていると思います。雑誌としてはお勧めですね。

しかし、初心者のときに覚えたことというのは、それが間違ったことだと一生涯恥をかくという可能性があります。

何、「恥をかいているのはお前だ」うひゃ、すみません。

細かいことを言うようですが・・・ヒレピン VOL,06、こちらヒレピン特捜部の本文で気になる部分を見てみよう!

P78 フック交換の超入門

冒頭の「名称と役割」にありますフック各部の名称。これはちょっと違うなあたぶん。

本文で「ゲイプ:gape」と言っている「部分」は正確には「ベンド:bend」のことでしょう。

ゲイプとはそもそもが「部分」のことではなく、シャンクとフックポイントの間の距離(もしくは空間)のことであり、フックの一部分を指して「ゲイプ」とは言えないのです。「ゲイプ」は和風に言えば「ふところ」です。

ヒレピンVOL06

P81 フックの研ぎ方

本文では基本的にハリを研ぐのはNGとあり、まあこれは納得できます。が、私の場合個人的には「研げば治る」と判断すれば即座に研ぎます。私はできるだけゴミを出さない主義です。たとえ1本40円のフックでも。

しかし、解説文の図解では研ぎ方の向きが逆です。

少なくとも仕上げ段階では、砥石を固定しているなら私の図の○の方向へフックを動かすのが正しいです。

これってなんとなく×方向へフックを動かした方がフックポイントが尖りそうですが、意外や意外、これが逆なんですねー。

大きめなフックで実際にやってみればわかります。最終的な鋭さがまったく異なりますよ。

追記:ヒレピンの記事と私の画像ではフックの向きなど逆転していることもあり、混乱を招きました。私の方は画像を差し替え、本文を一部修正しました。画像はリロードの上ご覧ください。

それから本文中で「メーカーがハリ先を尖らすときハリ先を薬品で処理するから研ぐと薬品が落ちて鈍くなる」とあります。

これって薬品研磨のことを言いたいのでしょうか?

そうとすれば、後から研いで鈍くなるのは「研ぐと薬品が落ちる」こととなんら関連ないでしょう。

正確に言えば、「後から研ぐのは、もとの薬品研磨ほどに鋭くはなりませんよ」ということでしょ。

P81 フックの素材

ステンレスVSカーボンとありますが、これは明らかにステンレス鋼と炭素鋼のことですかねえ。まあステンレス鋼は一般にステンレスと言われているけどねえ。

炭素鋼を竿に使われているカーボンといっしょにしちゃあなあ。カーボンオンリーのフックってあるの?

または炭素棒に金属をしみ込ませて焼きを入れるって手法のことが言いたいのだろうか?それでもそれを「カーボンのフック」と言って良いのかなあ?

本文の書き方だとロッドに使われているような「炭素繊維」でフックを作っているように誤解するよなあ。

餅は餅屋に聞け・・フックのことはフック屋に聞け、これは取材の鉄則だと思いますよ。




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