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管理釣り場でトラウトを釣る

管理釣り場でのトラウトフィッシングの知識とテクニック、タックルの話題。管理釣り場入門から出口まで、そんなブログ。

タナって何だ?(ビギナー)

   

管理釣り場に放流されている魚でもっとも多いのはレインボートラウトだ。

今回の話題「タナ」はとりあえずレインボートラウトに限ったこととして進めよう。

「タナ」というのは、本来は「水深」と言う意味に使うのだが、実際にはそれが転じて「釣れる魚がいる水深」ということで使われているようだ。

だから、「タナを探す」というのはとにかく大切なことはわかる。

魚がいない水深や、いても釣れない水深を狙っても釣りにならないから。

■タナの探し方

それは簡単だ、雑誌などの入門コーナーにあるように、表層から低層まで順番にルアーを通す深さを変えれば良い。

それで少しでも魚の反応がある層が「タナ」だと思って良いだろう。

ま、非常に簡単。しかしこれで話が終わると身もフタもないよね。

ところが実はタナにもいろいろある。

役に立つ話かどうかはわからないけど、こんな話もあるということを続きに書いてみた。
■同じ時刻にも実際にはタナはたくさんある

あるタナで魚が釣れたとしても、実は他のタナでも十分に釣れるということが多々ある。

そうは言っても、一人がまったく同時にあらゆるタナを探れるわけではないから、ある程度の時間差はあるだろう。

しかしながら、一投目と二投目でまったく異なるタナで釣れるということがあるのだ。

例えば同じレインボーでも大きさの差が顕著だったりすることはよくある。

表層にタナを発見し、そこを中心に狙うと小型ばかりが釣れ、タナを少しばかり深くするととたんに釣れる魚のサイズがアップすることなど多々あるのだ。

こうしてみると、そこにいる魚は例えば大きさなどのグループに分かれて泳層を住み分けているのではなかろうかと推測される。

または大きさでなければ、とにかく何かの理由でグループに分かれているのではないかと思えることは多々ある。

もちろん、これらのグループはくっきりと泳層が別れていることもあれば、だいたい似たようなところに集中することもある。

似た泳層に集中する場合には、ルアーのカラーやアクションで反応の仕方が異なることもある。

※それでもまあだいたいはカラーが先行しているかな??

だから、ひと口に「タナ」と言ってもそれが一カ所だけでないこともあるのだ。

そこで魚の大きさだけを基準にして書けば、大型は表層よりも低層にいる場合が多いようだ。

逆に小型は表層でよくヒットしてくる傾向が強い。

(それでも季節、天候、ハッチなどの諸条件で様々ですよ)

あくまで推測でしかないが、これは魚の大きさによって食性が異なるということが上げられるかも知れない。

小型の魚は水面にいる「虫」をよく喰う。

しかしながら大型になった魚は水面の虫ばかりでは必要なエネルギーをまかなうのに不利なのではないかと考えられる。

大きな魚は虫で腹を満たそうとすれば、小型の魚の何倍も虫を食わねばならないだろう。これじゃあ恐ろしく非効率なのだ。

それから魚の泳層と、ヒットする層がまったく異なる場合もある。

例えばレインボーがルア−にアタックするとき、「食い上げ」するということもある。

これはルアーが通ってる水深よりもさらに下を泳いでいる魚がヒットするパターンだ。

これは完全なサイトで観察した結果、少なくとも1mくらいの差でも起こっているようだ。
(それ以上の差はサイトでは確認できず)

「タナ」を考えただけでこんな話題になっちゃった。何かの足しになるのかどうか、それは僕にもわからないケド。

でも釣りって面白いよね。



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