本日もしてやられた。

女房の奇天烈（きてれつ）系ルアーに軍配が上がる。

今日は何をしたんだ！？

何？マットソニック？



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渋いときには奇天烈系。この法則がまた当たりました。



でた！これどう？　奇妙な物体。

ルアーというよりもほとんど漁具。（漁の道具ね）

これ実はジャクソンのくろかわ虫の背中にウサギのファーを貼ったもの。

うちの女房はいったいどういうセンスをしておるのだろう？

「ねえねえ、くろかわ虫にウサギの毛貼って〜」
「ギョ！くろかわ虫もったいねー！」
「オレのはノーマルでそこそこ釣れてるぞ！」
「私のは釣れんもん・・ついでに黒に塗って〜」

こうしてできたのが上のもろ漁具。

これは街で売ってる管理釣り場のトラウト用ルアーにはもう見えません。

ファーを貼って空気抵抗が増えた分、腹には板重りを貼ってウエイトを稼いでおります。

また、このくろかわ虫自体はもともと「赤」なのですが黒マジックで塗って濃い茶色のようなナチュラルな色になりました。

全体的にはフライで使うストリーマーに似た状態になりました。あ、フライの世界じゃストリーマーはルアーかな？

さて、このルアーは着水と同時に強いバイトを誘発。

どうもファーによって着水音がコントロールされている感じです。

「トポン」でなく、
「ポワヒャ」という感じ・・・・

スプーンや他のプラグ類よりもいくぶんか静かでよりナチュラルに着水するようです。

もしやこれってマットソニック的じゃ？？

それから、本日はスプーンや普通のプラグ類にはかなりなショートバイトでしたが、この変造くろかわ虫だけはトラウトが食って放しません。

たぶん、ファーの部分の「食感」が関係ありはしないだろうか？

そういえばスプーンの表面に柔らかめの合成樹脂を被せた物がありました。これもトラウトさんの食感として、「食って放さない」を目的に考えられていたと思います。

本日も短時間でありますが、良い息抜きができました。都会の喧噪とパソコン画面から離れ、この山の中のほんのひとときが憩いの時間。



別に釣れても釣れなくてもいいんです。
その割には色々研究してるね。