（トラウトタックル話）

これは管理釣り場用のルアー、「キャール」。

メーカー（ジャクソン）の言う「テケテケメソッド」？ううむ、このルアーを水面でテケテケ走らせるってことらしいです。


▲このルアー、キャールはそれがしやすいように設計されているそうです。

ところが実際にやってみると、こりゃ他のルアーでも似たようなことはできそう。

いやま、しかし釣れることは釣れるルアーには間違いないですけど。いや、良く釣れるルアーかも。

で、実際のところどうだったのか？・・

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水面でテケテケ走らせる。これって状態を維持するのけっこう大変です。

まあいわばバーンニングに近い状態を維持しようってことになります。ルアーが沈まぬようロッドを立てて速度を常に調整。

ジャクソンのページでテケテケメソッドを見る。

ううむ、疲れる。私のような重グラス竿だとなおさら。

がしかしとりあえず水面下20cm程度のところをトラウトが追跡してきました。しかし追跡のみ。

女房が水面でテケテケをやり、一度は単純に「釣れない」と判断して私がバトンタッチです。

いやいや今日は水面でのバイトに至らなかっただけということなのでしょう。

なんとかすれば釣れげです。

そこで私は素直にタナを下げ、テケテケを止めてスプーン引きに変更。

このルアー、スプーン引きしますと、すごく細かいウォブリングになります。スプーンほど大きく水をかき混ぜることなくかなりデリケート。

正直言ってそんなに動く方ではありません。いえ、普通に言えば動かない部類のルアーでしょう。

動きが小さいので、これって魚を寄せることができるんかなー？小さい不安を感じるルアー。

ところが！

この日に限ってのことかも知れませんが、キャールのスプーン引きでヒットしてくるのが必ずアベレージサイズ以上の物ばかり。

他のスプーンで喰い渋って来たと思ったときにチェンジしたのですが、すぐさま連続４ヒットを大型が占めておりました。

ううむ、スプーンとは違った波動が出てそうです。それと、なんとなく魚をすれさせにくげ。

各色大人買いしておいてもいいかなーと思うこのごろ。ジャクソンという会社、くろかわ虫にせよキャールにせよ、本当に釣れて面白いルアーを作る会社です。

ナチュラムでキャールを見る。