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管理釣り場でトラウトを釣る

管理釣り場でのトラウトフィッシングの知識とテクニック、タックルの話題。管理釣り場入門から出口まで、そんなブログ。

感度の誤解(ロッド考その1)

   

「高感度な素材●●●によってかすかな一瞬のバイトも逃さない」

てまあ、どんなロッドメーカーも書きそうな売り文句です。というより現にそのように書いているのをよく見かけます。まあ、管釣りロッドに関してはことさら感度のことを言わなくなっている傾向にありますが。

ところで、少なくとも管釣りでマスを釣るようなリグや普通の釣法では本当はロッドに出るようなアタリはいわゆる「バイト」じゃないでしょ。多くの場合ここで勘違いがあります。

実際にはロッドにまで反応があるときには魚はルアーをくわえてすでに泳ぎ出した後のこと。ほとんどが、ルアーをくった瞬間ではぜんぜんありません。

それが証拠にラインでアタリをとってみればわかります。さらには完全なサイトで釣ってみればわかります。

完全なサイトで、魚がルアーをくわえた瞬間やその直後を目視してみれば、ロッドはおろかラインにすら何の反応も出ないことだってあるのです。

管釣りのマスを釣るとき、ロッドにまで反応が伝わっているようなら、それはもうほとんど釣れてますね。それなりな竿であれば。

こはいわゆる超初心者か子供釣りの状況ですよ。もはや感度の云々とはほとんど関係なさげです。これじゃいわゆる「置き竿」とほとんど変わりません。

ロッドの感度以前の部分で、ほとんど勝負はついているのです。ですから管釣りロッドに求められる最優先事項は、感度以外のことではないかと思えるのです。

感度が重要項目として必要なのは釣り人でなくてメーカーなんではないか?と思う今日この頃。

まあ、感度が重要だという釣りもたくさんあるんですよ。40tカーボンじゃなきゃ嫌だみたいな。しかし管釣りは違うな。

なになに?誤解しているのは私だって?

でもまあ待ちなされ、スプーンのボトムバンプなんてことでなければ、スプーンやクランクのメソッドとしてはほとんどようするに実際のところ「巻物系」なんですよ。

TAPER&SHAPE(テーパーアンドシェイプ) グラスウェイ エリアエリア TS/GAAS−60XULT
TAPER&SHAPE(テーパーアンドシェイプ) グラスウェイ エリアエリア TS/GAAS−60XULT

 
私はこのロッドを選んだ。アングラーズリパブリックでおなじみの島津氏の手になるテーパーデザイン。管釣りに求められるロッドとはどんなものか。完璧なアクションを持ったグラスロッドである。本当はグラスの方が釣れるということを、あまり大きな声で言いたくはないのだが。

上記ロッドのHPはこちら TAPER & SHAPE

それでもやっぱり売れ筋高感度系ロッドが当然欲しいと思う人はコチラ↓





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